製品説明
🪷 縁起
漢伝は八大菩薩を以て十二生肖を守る、之を「本命仏」と謂う。鼠年生の者、其の本命は千手観音なり。本命仏の札を佩ぶの要は、災祥を迷信するにあらず、菩薩の願を以て依とし、縁を借りて心を収むるに在り。
苺晶は赤鉄を含み赤き点を現し、実の春を含むが如し。その色温潤、東はこれを「人和・喜を招く」の石とし、粉晶の和合の意に近し。
アメジストの名は古ギリシャ語 amethystos「酔わぬ」に由来する。伝説に、酒神ディオニュソスが酩酊の怒りで清き少女に虎を放とうとした際、月神アルテミスが哀れんで彼女を無瑕の水晶に変えその清白を全うしたという。神は悔い、零した葡萄酒が水晶を紫に染めた。ギリシャ人はアメジストを盃に琢ち、清醒と妄念を鎮める守りとした。千載の後、チベットの行者は百八の数に紫晶を貫き念珠とし禅修に用いた——チベット仏教は紫晶を七宝の一つとし、智と慈の紫の光を表す。
🔮 意味
- 本命仏千手観音に相応し、守り安住を主とす。恭敬の心を以て佩び、常に菩薩の願を念ず、外物は輔なり。
- 人との和合・喜び・善縁を主とす。これを身に着くるは誠を以て人に処し、広く善縁を結ぶべし。
- 頂輪(Sahasrāra)と眉間輪(Ājñā)に相応し、魔障を鎮め功徳と智慧を増し、乱れし心を明浄の覚照に転ずるという。その清粛の気は長坐の冥想に資し散乱を収め、またギリシャの「酔わぬ」の喻を承け、自律と情緒の中道の象とする。
📿 形制
- 材質:苺晶(ストロベリークォーツ)、紫水晶(アメジスト)、黄水晶(シトリン)、白水晶(クリアクォーツ)
- 形制:珠
- 用い方:佩び、持誦、或いは浄き処に置き、以て心を収め善縁を結ぶ。
💬 Q&A
本命仏は運を変うるか? 否なり。其の要は「菩薩の願を以て依とし、常に念じ常に安からしむ」。運は自らの行と業に在り、外物は輔なり。
いかに養うべきか? 落下と汗を恐れ、香水を避く。柔らかい布で拭き、流水で浄化す。