製品説明
🪷 縁起
仏は説かれたり、一切衆生は悉く如来の智慧徳相を具え、唯だ妄想執着に由て証得せず。已が故き眷属に代わり功徳を修し回向するは、慈悲の自然の流れ——取引にあらず、唯だ安撫と祝福を懐にす。漢地は久しく『地蔵菩薩本願経・存亡利益品』を以て依とす:眷属が亡者に代わり功徳を修し斎を設くる、「七分のうち一分を得、六分の功徳は生者が自ら利益す」と。蓮位を立て、真言を誦し、修したる功徳を普く回向し、亡者が苦を離れ楽を得て善処に生まるるを願う;在世の親族にとりても、亦た哀思を置き、自らの心と和解する儀礼なり。
☸️ 功徳の利益
- 適う機:已が故き眷属に代わり位を立て回向し、心を安んぜんと欲す者;長く遺憾を懐き、療えんと欲す者、皆当に機相摂すべし。
- 回向の力:地蔵経に云く、亡者に代わり功徳を修し経を読む、七分のうち一分を得と。此の微善を回向し、亡者が仏に接引され、早く幽暗を脱し大なる安穏を得るを願う。
- 生者の益:儀礼の要は外の形式にあらず、執念を慈悲に転じ、遺憾を平安に化すに在り。心安かれば、是れ即ち利益なり。
🕯️ 儀軌
- 蓮位を立つ:亡者の称(或いは只だ其の名)を書き、蓮位に安じ、忘れざる・接引を表す。
- 経を誦し咒を持つ:地蔵経を本とし、兼ねて仏名・往生咒を称え、亡霊を開示し心を解かしむ。
- 円満に回向:一切の誦修の功徳を普く亡者に回向し、苦を離れ楽を得て善道に生まるるを願う;亦た生者に回向し、其の心を永く安んぜしむ。
💬 Q&A
本人の出席は必要か? 要せず。代わりて位を立て回向せしむるを得、誠こそ本なり。
何を備うべきか? 亡者の称・誕生日(共に省略可)、唯だ願力の真切なるを本とす。
いかばかり行うか? 縁と力に随う、取引に関わらず。心の安かる処、是れ即ち円満なり。